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内分泌 その3 下垂体

 それじゃ,今日は下垂体から行きます。
ホルモンの数が多く,間違えやすいので注意してください。

5 下垂体

(1)構造

下垂体は,間脳の視床下部からぶら下がる大豆状の内分泌腺です。

重さは0.5~0.9gあり,トルコ鞍(とるこあん)の中にあります。

下垂体は腺組織からなる腺性下垂体(前葉)と神経組織である神経性下垂体(後葉)に分けられます。

いわゆる下垂体前葉下垂体後葉に分けられます。

正確には中葉もありますが,試験的に問題にならないので省略します。

前葉は視床下部と下垂体門脈でつながっています。

この場合の門脈とは,毛細血管から出てきた静脈が,また毛細血管となる場合を言います。

後葉は視床下部の続きで神経線維でつながっています。

下の図で言うと赤とか黒のラインです。
2-41.jpg


(2)機能

内分泌のところでは,さまざまなホルモンが出てきます。

このホルモンの名前そして機能を理解することがとても重要です。

まず,ホルモンの名前ですね。

語呂合わせで覚えるのが良いかもしれませんね。

あとで言います。

それから機能です。

生理機能ね。

① 前葉ホルモン

前葉ホルモンは5つあります。

まず,数を覚えてね。

成長ホルモン(GH)

骨や筋肉の成長。

あるいは糖や脂質の代謝を促進します。

この成長ホルモンは年齢を重ねると出にくくなります。

40代になると20歳の頃の4割ぐらいになります。

老けて見られたくないなら(笑)、成るべく減らさないようにしましょう。

加圧トレーニングだとかスロートレーニングに効果があるといわれています。

甲状腺刺激ホルモン(TSH)

甲状腺ホルモンの分泌を促進します。

詳細は甲状腺のところでやります。

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

副腎皮質の束状帯を刺激して糖質コルチコイドの分泌を促進します。

詳細は副腎皮質のところでやります。 

性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)

性腺刺激ホルモンは卵胞刺激ホルモン(FSH)黄体形成ホルモン(LH)があります。

卵胞刺激ホルモンは,女性に対しては卵胞の発育を刺激して卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を促進します。 

そして,男性に対しては精子形成に働きます(精子形成ホルモン

黄体形成ホルモンは,女性に対しては卵胞の成熟を促進して排卵させます。

また,黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促進します。

男性に対しては,男性ホルモンの分泌を促進します。

プロラクチン(PRL)

プロラクチンは,乳腺を刺激して乳汁分泌を促進します。

乳腺を刺激することから乳腺刺激ホルモンとか催乳(さいにゅう)ホルモンとも言われます。

② 後葉ホルモン

後葉ホルモンは2つです。

下垂体後葉にはホルモンを分泌する細胞が無いため,視床下部で産生したあと神経軸索で後葉に送られます。

上の図で言うと,黒や赤のラインです。

オキシトシン(OT)

視床下部の室傍核(しつぼうかく)で産生され後葉に送られます。

オキシトシンは子宮の収縮や陣痛を起こすとともに,分娩後は射乳作用が働きます。 

バソプレシン(VP)

バソプレシンは,腎臓で水の再吸収を行います。

水の再吸収を行うことによって,尿量を減らしますから抗利尿ホルモン(ADH)とも言われます。

さて,最後に語呂合わせですね。笑

私はこうやって覚えています。

前葉については「前歯はプロが作った精巧な複製」と言っています。

これで,覚えているんだ。笑

前歯というのは前葉のことです。

ですから,前葉はとなります。

プロとはプロラクチンです。

精とは成長ホルモンです。

巧とは甲状腺刺激ホルモンです。

複とは副腎皮質刺激ホルモンです。

製とは性腺刺激ホルモンです。




次は後葉だね。

これは「後からお化けが来るぞ」といっています。笑

なんか無理やりだよね。

自分で言って笑ってしまうよ。

後は後葉を表しています。

「お」はオキシトシンです。

「化」はバソプレシンです。



(3)過去問

こんなところでしょうか。

さて,ここからは過去問をやりましょうか。
○それとも×

ここは理由が言えるようにしましょう。
ここは,これこれこうだから○とか,×という風にね。


1 下垂体の後葉は神経膠細胞と神経繊維からなり、腺組織はない。

2 下垂体には下垂体門脈系とよばれる特殊な血管系がある。

3 成長ホルモンは脳下垂体前葉ホルモンである。

4 甲状腺刺激ホルモンは脳下垂体前葉ホルモンである。

5 オキシトシンは脳下垂体前葉ホルモンである。

6 下垂体前葉ホルモンには腎で水分の再吸収を促進する作用がある。

7 下垂体前葉ホルモンには成長を促進する作用がある。

8 下垂体前葉ホルモンには甲状腺ホルモンの分泌を促進する作用がある。

9 下垂体前葉ホルモンには性ホルモン産生を刺激する作用がある。

10 血圧が低下しても抗利尿ホルモンの分泌は亢進しない。

11 バゾブレッシンは下垂体前葉から分泌され、血圧を上昇させ、腎臓における尿の生成を亢進させる。

12 下垂体前葉ホルモンのプロラクチンには乳汁分泌促進作用がある。

13 下垂体後葉から分泌されるオキシトシンは心臓を標的臓器とし、平滑筋の収縮を促進させる。

解答・解説は次回にしましょうか。

ここはちゃんと理由が言えるようにしてね。

そうすれば,試験のときもできるから。

次回は甲状腺をやります。



音声動画はyou tubeにあります。

https://www.youtube.com/watch?v=bB3UPNteUUE

https://www.youtube.com/watch?v=jhic0fXeD1c

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