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関係法規 医療過誤2

皆さん,こんにちは。

今日も暖かいですね。

今日も散歩の途中でカタクリを見つけました。

先日と同じ千川上水です。

本当に春らしくなってきましたね。

012.jpg

あとは桜でしょうか!?


さて,前回の問題の解答・解説です。

問題1
1 ヒヤリハットはインシデントですね。
 ×です。

2 患者に重大な障害が起きたものは事故ですね。
 アクシデントですね。
 ×です。

3 リスクマネジメントとは,危険を管理すると言う意味です。
 したがって,危害の発生頻度のことです。
 事故原因は原因究明に関係ありますね。
 ×です。

4 正解です。
 ○


問題42 インシデントレポートの目的ですね。
1 反省ではないね。
2 謝罪もないね。
3 責任追及もない。

4 原因究明ですね。
 これが正解○です。


さて,今回は医療過誤が起きたときの責任です。


4 責任

 医療過誤が存在すれば,当然それに対する法的責任が発生しますね。

 今,当然と言いましたが,どうして当然なのかな?

 少し考えてみてね。

 あとで言いますね。


 さて,その責任は3種類あります。

 行政責任民事責任刑事責任です。

(1) 行政責任

  まず,行政責任ですね。

  それじゃ,行政って何?

  定義は色々あるんだよ。

  例えば,消極説だとか,積極説だとかね。

  でも,試験には関係ないので「お役所」で十分かな。

  行政責任は「お役所に対する責任」です

  これでいいじゃないかな。

  看護師の資格は国家資格でしょ。

  准看護師もだよ。

  都道府県で認めていますが,日本全国どこでも仕事ができるでしょ。

  お役所が認めた資格なんだ。

  国も都道府県もお役所でしょ。

  そして,医療過誤だから過失があったんだよね。

  過失は「うっかり」だよね。

  うっかり危険な目にあわせたんだね。

  危険な目に合わせたということは,それに対する損害が発生するよね。

  例えば,「精神的に苦しんだ」というような損害です。

  こういう損害に対する責任ですね。

  と言うことで,さっきの質問の答えはこれですね。

  医療過誤があると法的責任が発生します。

  過失⇒損害⇒責任

  です。

  ちなみに「法的」とは法律上のという意味です。

  法律で規定されていると言うことです。

  行政に対する責任は何だろう?

  お役所に対する責任ですよ。


  現在様々な資格がありますよね。

  国家資格もあれば民間資格もあります。

  国家資格は国家が認めた資格です。

  当然それに対する国民の信頼は高いよね。

  ところが,過失によって,その信頼を裏切ってしまったんだね。

  これが損害だね。

  信頼を裏切ったことです。

  この点については,保健師助産師看護師法に規定があります。

  法律は保健師助産師看護師法です。

  保健師助産師看護師法14条に,免許の取消業務の停止とあります。

  ここに言う免許は看護師免許です。

  この免許が取消されるだね。

  そして,業務とは仕事ですね。

  看護師の仕事は,療養上の世話,診療の補助ですね。

  停止ですから,これができなくなります。

  これが行政責任です。

(2) 民事責任

  次が民事責任です。

  民事責任とは,民法などに規定されている責任という意味です

  民法は私人間(しじんかん)の争いに適用されます。

  私人間とは私人同士の争いと言うことです。

  争いには,大きく2種類あります。

  私人対役所,私人対私人の2種類です。

  私人とは一般人という感じです。

  あるいは個人かな。

  役所とは関係ない立場ですね。

  個人と個人の争いです。

  例えば,隣の家の窓ガラスを割ったとか,人を車で跳ねたとかですね。

  こういうときに損害が発生するでしょ。

  窓ガラスであればガラス代などが損害ですね。

  車に跳ねられたら怪我をするでしょ。

  治療費やら休業しなければならなければ休業補償などですね。

  これらが損害ですね。

  こういう損害に対する責任ですね。

  これは民法709条,710条,715条などに規定されています。

  損害賠償責任ですね。

  これらは通常,お金で払います。

  これを金銭賠償と言います。

  お金を払うことを民事責任と言うんだね。

(3) 刑事責任

  そして,最後に出てくるのが刑事責任です。

  刑事責任は刑法上の責任となります

  法律には様々なものがります。

  その中に刑法という法律があるんです。

  刑法211条に業務上過失致死罪というのがあります。

  これが刑法上の責任,刑事責任です。

  業務上過失致死罪では,5年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金が刑事責任となります。
  
  と言うことは刑事責任では,懲役・禁錮だから刑務所に行くかも知れないんだね。

  懲役・禁錮ではいずれも刑務所に入ります。

  もうひとつは100万円以下の罰金です。

  こちらはお金を払います。

  どちらかですね。

  刑事責任では,刑務所に行く可能性があるんだね。

  刑務所に行くのが刑事責任ということですね。
 
(4) まとめ

  以上をまとめると,行政責任,民事責任,刑事責任の3つの責任があります。

  行政責任は,免許の取消,業務の停止です。

  民事責任では,お金を払うんだね。

  刑事責任では,刑務所に行くんだね。
  
  以上が医療過誤における責任となります。

最後は,いつものように過去問です。

最近は,この分野からの出題が少ないです。

問題1 看護師による医療過誤は業務上の注意義務違反を問われる。

問題2 看護師による医療過誤は民事上,刑事上および行政上の三つの法的責任を問われる。

問題38 医療事故発生時の対応で適切でないのはどれか。(99回)

1 患者の安全確保
2 事故に関わる物品の保全
3 発生状況の記録
4 発生部署内での解決


はい,ここまでです。

みなさん,お疲れさまでした。




こちらのブログはツイッターと連動しています。

ツイッターIDは zackzack1224 です。

なお、医療過誤の音声動画はyou tubeにあります。

https://youtu.be/lFXnNCUwK70

https://youtu.be/RlchX5LOr1w

ここです。

you tube動画、ブログが更新されるとツイッターで知らせます。

それじゃ、また。




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